ドレミファソラシド

2025年06月16日 09:49

私はイタリア語は全く話せませんが、ラジオでイタリア語講座が流れてくると、ついつい耳を傾けてしまいます。
話の内容は分かりませんが、時々知っている単語が聞こえてくるのがちょっと面白いのです。
piccoloピッコロ(小さい)、pocoポコ(少し)、fuocoフォーコ(火)、 tuttiトゥッティ(皆)、などなど、楽語として知っている言葉が必ずいくつか聞こえます。

さて皆さん、「ドレミファソラシド」って何語かご存知でしょうか?
え?日本語じゃないの?、と思われる方、多いかと思いますが、実はこれイタリア語なのです。
留学中に日本人どうしの会話の中で、ドイツの教授たちが「ドレミ〜〜」と歌い出したので、何で日本語で!?と驚いた、と言う話もよく耳にしましたが、子供の頃からずっと馴染んで来た「ドレミ」です、日本語かと思いますよね。

イタリア語の楽語といえば、Dolce(ドルチェ)と言う言葉があります。
このDolce、楽語辞典では「優しく」、「甘く」、等と記載されており、もちろんその通りなのですが、イタリアではデザートのこともDolceと言います。
イタリア料理屋さんでメニューの最後の方に、 Dolci(Dolceの複数形)と書かれているのを目にすることも多いですが、デザートを食べた時のあの甘く幸せな感じ、、それが楽語としても使われるなんて、イタリア語ってなんて素敵なのでしょう!

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